五十肩・四十肩

朝起きて急に肩が痛くなった・・
カーテンを閉めた途端に肩が痛くなった・・

などなど、人によって様々なきっかけで起こりますが、共通して「急に痛くなった」と言われます。

五十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」と言われています。

五十肩は、名称の通り５０代前後から起こることが多く痛みの状態は個人差が大きいです。

原因は、現在の所よく分かっていませんが、５０代前後で発症しやすく関節や筋肉や腱が老化を起こして、関節周囲に炎症が起こると言われています。

急に痛くなる（発症から１ヶ月程度）を経て、慢性期（発症から半年～１年）そして回復期（発症から１年以上）という風に変化します。

ただし、１年経てば治るからと治療しないでいると、痛みはないが肩が以前の様に動かなくなったり、反対側の肩が五十肩になったりすることがありますので十分注意が必要です。

五十肩の病院での治療・診断ですが、まずレントゲンやMRI、関節造影剤による診断で、五十肩以外の肩に痛みを出す症状である「肩腱板断裂」などのチエックを行います。

治療は、消炎鎮痛剤の注射、湿布剤、鎮痛剤の内服などが出され、リハビリで運動療法や電気療法などを行っています。

一般的な整骨院なども薬は出せませんが、運動療法や電気療法を肩に行っています。

通院された方から、

• いつまで治るのにかかるのだろうか？
• この痛み少しでも早く良くならないのだろうか？
• 本当にもとのように治るのだろうか？

と不安を感じていたというお話をよく聞きます。

芦屋カイロでは、四十肩や五十肩は更年期の始まる時期と重なります。

漢方では更年期は「血の道」の病気と言われており、当院では五十肩も血行不良による筋肉や関節及び腱板などの老化が原因と考えています。

血行の不良＝体の隅々に酸素が行かない＝関節が硬くなる＝不良姿勢と考えています。

姿勢が悪くなるということは

1. 肋骨の動きが悪くなり酸素が十分に体の隅々に運搬されなくなる（呼吸が浅くなる）＝血流も不足します
2. 手を挙げると肋骨も一緒に動くのですが、肋骨が動きにくいので、肩が挙げにくくなる

こうした不良姿勢で、毎日動きにくい肩を毎日使っている内に肩関節に炎症を起こして、気がつくと五十肩や四十肩になります。

なので、当院では姿勢の改善を行います。

【赤ちゃんも受けられるほどソフトな施術】

当院は、特に他院と比べて圧倒的に赤ちゃんや妊産婦さんが多く、土曜日などは保育園の様な状態です。
そのような整体院ですから、ソフトで安全な手技を厳選しています。

また、当院では「0歳からのベビー整体®」を赤ちゃんだけでなく、大人にも応用して成果が出ています。
特に、以下のポイントは赤ちゃんの整体の臨床で得たものです。

＝オリジナルポイント＝
・手を当てているだけで身体がしっかり変化する。（強い力はいらない！）
・原因の場所と問題点を認識させると自ら治癒する。（なんかわからないけど治ったでは必ずぶり返す）
・身体の全ての箇所が連動している。（痛いところが必ず原因ではない）

【胸郭矯正】

老化・間違った姿勢・妊娠・出産などで胸郭がだんだん拡がっていくことは知られています。
胸郭が拡がると、その胸郭の下部にある横隔膜も横に引き延ばされていき、呼吸の際に必要な膜の上下運動が小さくなります。

ストレス→自律神経の乱れ→胸郭拡がる→横隔膜運動低下→呼吸機能低下→酸素不足→身体に痛み・こりを引き起こす

この胸郭を正常なバランスに戻す手技が「減腔」というテクニックがあります。
このテクニックにより、胸郭正常な状態に戻し、呼吸機能をUPさせ身体の隅々に酸素を行き渡らせることが
可能になり痛み・こりが楽になる。（＊産後の骨盤矯正にも減腔を加えるとより効果的です）

現在芦屋カイロ院長は、兵庫県で初めて「減腔®」インストラクターを取得しています。

【頭蓋骨矯正】
頭蓋骨は、一枚の骨ではなく、20数個のパーツから出来ています。その中で、「蝶形骨」という骨が特に重要と考えられています。蝶形骨は①鋤骨②篩骨③前頭骨④後頭骨⑤頭頂骨⑥側頭骨⑦頬骨⑧口蓋骨などと関節を成しています。

つまり、蝶形骨がバランスを崩すと周囲の関節が全て歪んで来ますので、芦屋カイロでは蝶形骨のバランスを取るように頭蓋骨矯正を行います。

また、芦屋カイロでは頭蓋骨矯正により、自律神経の乱れの一つである重心の乱れの施術にも応用しております。